ゆずゆに

奈良大好き奈良っ子。
他に好きなものは、ご飯、小説、散歩、ポケモン、ピアノ、買い物、星、NFL、お布団・・・色々。

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なら燈花会【もっと知りたい人へ!】

夏の奈良の恒例行事である、なら燈花会。聞いたことあるけど、、気になるけど、、と言う方もいるはず。ここでは、なら燈花会の見所・基本ルートなどを「少し突っ込んで」お伝えします!【ざっくり】なら燈花会とは?見所は?奈良公園・興福寺・浮見堂など、奈良の有名な観光地に灯籠が置かれます。雰囲気たっぷりロマンチック。日程は?毎年8月初旬~お盆の時期に行われます。2017年は8/5土曜~8/14月曜です。会場によって異なりますが、点灯時間は19時~22時前。会場と点灯時間は以下の通り。①春日野園地、②浮雲園地、③浅茅ケ原、④浮見堂、⑤猿沢池・五十二段、⑥甍~I・RA・KA~、⑦奈良国立博物館前8/5-8/14 19:00-21:45⑧興福寺8/5-8/14 18:30-20:30⑨東大寺8/13-8/14 19:00-21:45⑩春日大社8/14 19:00-21:45【一応聞いとこうかな】なら燈花会、その歴史は?1300年前の面影が残る奈良ですが、なら燈花会の歴史は浅く、始まったのは1999年。近年は知名度も上がり、県外の人にも認知されるようになってきました。主催しているのは「燈花会の会」さん。そして多数のボランティアの方々の支えで運営されています。ちなみに「燈花」とは仏教用語。ろうそくの先に花の形が現れることを言い、縁起が良いこととされているそうです(^^♪会場までのアクセスは?交通機関は?なら燈花会会場は近鉄奈良駅周辺に固まっています。専用駐車場はなく周辺は混雑するため、電車で来られることをお勧めします。一番大きな会場《①春日野園地》までは、近鉄奈良駅よりおよそ1.5km。徒歩だと20分ほどです。「それなら歩いて行けるかな?」と思われた方、重大な問題があります。奈良の夏は暑いです。盆地特有の湿度の高さ。日が落ちた後も、昼間の蒸し暑さはなかなか消えません。その上混雑しているとなると・・割と苦痛です。それから、先程「春日野園地までは」としましたが、会場は複数ありますので「あそこ行って~あそこ行って~最後にここ~」とするともちろんもっと大変です。お体に不安のある方はご注意なさってください。浴衣の人も覚悟しとけよ!公共交通機関で来られる方は、以下URLの公式HPで詳しく書いてありますのでご覧ください(^^♪HP→ http://www.toukae.jp/access/ところで、奈良交通バスを利用される方にどうしてもお伝えしたいこと。バスで座りたいならJR奈良駅から乗車するようにしてください。バスのルートがJR奈良駅→近鉄奈良駅→会場周辺なので、近鉄奈良駅からだとすでに満員で乗れない可能性すらあります。各会場の特徴は?どこが見所?会場別にご説明するので、ルート選びの参考にどうぞ(^^)①春日野園地東大寺大仏殿の隣に広がる広場。その広さを利用してたくさんの灯籠が置かれます。ここが最大の見所!元気な方は、他の会場を回った後にここでクライマックスを迎えるのが良いでしょう★②浮雲園地奈良公園の入口。道を作るように灯籠が並べられています。この道が灯籠ファンタジーの世界に繋がっていると思うと・・・気分が上がってきますね↑↑③浅茅ケ原普段からあまり観光客もなく落ち着いた場所。竹で編んだ灯籠オブジェなんかもありますが、浮見堂への通過点といった印象。④浮見堂池に浮かんだ浮見堂。夜と池の闇の間でふわふわと照らし出されて美しいです。奈良時代の貴族の気持ちが少しわかる気がしてきます。知らんけど。⑤猿沢池・五十二段池の向こうに見える興福寺五重塔。奈良の定番の風景ですが、このシーズンはさらに格別。ベンチがあるので、素敵な景色を見ながら愛の言葉とか囁くのにもってこいです。⑥甍~I・RA・KA~数年前にリニューアルしたコンベンション施設。カフェがあります。中庭では樹木ライトアップもあり。広い場所なので、集合や休憩にいいですね。⑦奈良国立博物館前余裕のある空間をふんだんに使って等間隔に灯籠を並べまくってます。灯籠流しの川のように見える美しい光景。⑧興福寺奈良の定番観光地のひとつですが、昼間の姿とは一味違った雰囲気を味わえます。あまり広くないので灯籠の数は少なめですが、奈良らしいデザインに並べられた灯籠も(過去情報)?⑨東大寺鏡池(8/13・14のみ)照らされた大仏殿に続く道が灯籠で埋め尽くされます。ああ、あそこに見えるのが極楽浄土か。奈良時代の人が見たら多分そう言うと思います。知らんけど。普段はされていない夜間拝観が可能で(19:00-21:00)、この時期は大仏さんの顔が大仏殿の小窓から覗いています。必見!⑩春日大社(8/14のみ)年に二度しかない、全ての石灯籠と釣灯籠が灯される《中元万灯籠》。幻想的の極みです。世界平和、鎮魂、たくさんの思いと祈りが込められています。釣灯籠は本殿周辺にありますが、本殿まで結構歩くので注意!会場の回り方は?2パターンご用意しました(^u^)あくまで例なので、いろいろ組み合わせて決めてみてください!【おすすめルート】特に見てほしい会場を中心にして作りました。JR奈良駅から奈良交通バス乗車、「大仏殿春日大社前」下車。→②浮雲園地 →①春日野園地 →⑨東大寺鏡池(8/13・14のみ) →⑧興福寺 →徒歩で駅へ戻る【全部回らないと気が済まない人向けルート】私もそのタイプです。全ての会場を歩きやすいルートに繋げてみました。近鉄奈良駅を徒歩で出発。→⑤猿沢池・五十二段 →⑧興福寺 →④浮見堂 →③浅茅ケ原 →⑩春日大社(8/14のみ) →②浮雲園地 →⑥甍~I・RA・KA~ →①春日野園地 →⑨東大寺鏡池(8/13・14のみ) →⑦奈良国立博物館 →徒歩で駅へ戻る公式マップ貼っておきます~ → http://www.toukae.jp/img/index/toukae2017_areamap.pdfなら燈花会のここが大変!順路もなく、ゆっくりと参加できるイベントですが、何点かご注意いただきたいことがあります。その一。ぐるぐる歩くイベントなので、体力のない人にはおすすめできません。休憩できる場所も少なめです(@_@。その二。とにかく暑い!何度も言いますが、夜でも非常に蒸し暑いです。さらに人ごみの中に入ってしまうと本当に辛いです。正直、「きれいだね・・・」とか言ってられません(笑)。その三。こんなに暑いのにイチャイチャするハッピーなカップルがたくさんいます。見てるとだんだんイライラしてきます。ご注意ください。。。遠方からわざわざいらっしゃる方に、お伝えしたいこと。本当に何度も言いますが、奈良の夏はかなり蒸し暑いです。暑さ対策は充分に行なっていらっしゃってください!世界遺産の空間を利用したイベントですので、都会のイルミネーションのような派手さはありません。しっぽり、落ち着いた気持ちで臨んでくださいね。お子様連れやお体の悪い方へ、お伝えしたいこと。本当にしつこくて申し訳ないのですが、超暑いです。私が子供なら間違いなくぐずります。特に抱っこをせがまれるような小さなお子さんの場合、本当に大変だと思うのでお気を付け下さい!夜のイベントですが、人が結構いるので「こわい・・・」というようなことはあまりないと思います。あまり歩けない方、車いすの方などでも、広い会場(春日野園地や国立博物館前など)ではゆっくりご覧になれると思います。ただ、バスはかなり混雑していると思うので、移動手段はよくお考えになってください。もしどうしてもバスで移動されたい場合は、「JR奈良駅から奈良交通バスに乗る」ようにしましょう!近鉄奈良駅からだと、すでに満員で乗れない可能性があります。まとめ(●^^●)暮れゆく世界の中、静かに灯りが入っていく様子は本当に幻想的です。都会のイルミネーションにはない、穏やかな安らぎを感じる素敵な夜になると思います(^^)できることなら時間に余裕を持っていらっしゃって、1300年の歴史ある「奈良時間」にどっぷり入り込んでみてください♬

若草山焼き【もっと知りたい人へ!】見所やアクセス方法をご紹介★

奈良の冬の風物詩、若草山の山焼き。ここでは若草山焼きの見所、アクセス方法などを「少し突っ込んで」ご紹介します!【ざっくり】若草山焼きとは?見所は?奈良の象徴・若草山にぶわっと火をつけます。見所①結構見ごたえのある冬の花火(^^見所②春日大社や東大寺などが参加し、まさに神仏習合!(^^見所③地元消防団の皆さまがカッコイイ(^^日程は?毎年1月の第四土曜日に行われます。次回2018年は1月27日です。雨天時は翌日日曜日に延期。ちなみに小雨決行し全然燃えなかったことがありましたが、そのときは日を改めて焼いてました(笑)どうして山を焼くの?由来は?どうして若草山の山焼きをするのか?諸説ありますが、公式パンフレットに掲載されていたものをポップに紹介します。「若草山には古墳があって、そこの幽霊が『1月中に山を焼かないと大変なことになるぞ~』と言ったらしく、毎年毎年放火されちゃって困っちゃう。放火をさせないために、じゃあこっちで焼いちゃえ~!ということでご近所の春日大社や東大寺や興福寺の皆で焼いてるよ」宗教的な理由ではないところが面白いですね。会場まで行く場合の交通手段は?どうやって行けばいい?(一般的な)山焼き会場までのアクセスJR・近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環外回り「東大寺大仏殿・春日大社前」下車。山麓まで徒歩約15分。となっていますが、私がお勧めするのは「行きは徒歩でゆっくりと。帰りはバスで駅まで。」です。駅から奈良交通バスを利用する方法が一般的ですが、かなり残念なことに、この日は特に超満員の上、道路状況により全然進みません・・・!歩いて行った方が早い場合があるのです。近鉄奈良駅から山焼き会場までは2kmほど。この距離は、「元気な方は徒歩で往復可能」という感じです。時間にして20分~30分。有名な興福寺や鹿の集団など、奈良らしい風景を楽しめる道のりでもあるので、お時間があれば是非歩いてみていただきたいです(^^)ただし行きはちょっと登りです・・・お車での移動はかなり困難です。当日は交通規制がかかる上に結構混雑します。徒歩が難しく、さらに「どうしてもバスで座りたい!」という方は、必ずJR奈良駅から乗ってください!そして、座れるバスが来るまで待ちましょう。(停留所の順番がJR奈良→近鉄奈良→目的地のため)でも覚悟して乗ってください。車内混雑しますし、全然進まない。さらに、老若男女多様人種の方々が乗車します。これはこれでストレスが大きいです。。。帰りは皆さん三々五々帰路へ、という感じなので、それほど混雑しません。ただし交通規制が敷かれているので、終了後少し待つか、歩く必要があります。会場に行くのは大変!会場以外の人気スポット・穴場スポットは?奈良は高い建物がないので、市内各所で山焼きを見ることが出来ます。ここで人気のある見物スポットをいくつか紹介します。・奈良公園若草山から程よい距離にあるので、山も一望でき花火も大変よく見えます。広ーいので、場所取りにも困らないと思います。良い写真を狙っている人は早めに来て、良いポイントを探しまわりましょう!・飛火野春日大社敷地内の、素敵な原っぱ。昼から行われている「大とんど」の会場でもあります。こちらも広いので、よく見えるポイントを探しましょう!風向きによっては「大とんど」の煤が降ってくるので注意。あと、鹿の楽園でもあります。・平城宮跡若草山から少し離れた、かつて平城京があったらしい歴史ある原っぱ。若草山がめちゃくちゃよく見えます!こちらは近鉄大和西大寺駅から徒歩15分ほど。鹿がいないので、フンの心配がありません(^^♪・(とはいえやっぱりオススメ)若草山麓(山焼き会場内)何といっても山焼きに迫力があります。バチバチと音を立てて草木が燃える様子はここでしか味わえません。ここは普段は入山料がかかるエリアですが、この日は無料。さらにこの時期は閉山中なので、特別な感じがしていいです(^^♪ ※限られたエリアしか開放されていません。残念なのは、花火を見るとき見上げなくてはいけないため首が痛いこと。そして寒い・・・!暮れゆく奈良を見れる良い場所です(^ワ^)